寝苦しい夏の夜、蚊がブ~ンと自分のまわりを飛んでいると、ぐっすり眠れませんよね。夜中に目が覚めてしまい、仕方なく電気をつけて蚊を退治しようとするけど、結局蚊を退治できなかった・・・なんていうことはありませんか?
私も毎年、蚊に悩まされてきました。
ところが、あるときからほとんど蚊に刺されることがなくなりました。特別意識していたわけでもなく、気がつくと、「あれっ、そういえば最近蚊に刺されてないかも・・・」という感じです。
肉食をやめたきっかけ
実は、2012年の6月から、お肉を食べるのをやめたのです。
別に宗教上の理由というわけではありません。
牛や豚のえさの量がものすごく多くて、そのえさになっているトウモロコシ等を人間が食べたら、多くの人が飢えずに済むと書いてある本を読みました。
それを読んでからふと「私、お肉を食べなくても生きていけるなぁ~」と思ってしまい、その日からお肉食べるのを止めたんです。
私ひとりが、肉食を止めたからって、大した影響がないことくらいはわかっているのですが、まぁいっか、私一人分だけでも・・・ってことで、6年半、ほとんどお肉を食べませんでした。
ただ、例外もあって、私のための送別会の席とか、お正月に親が食べなさいとお皿によそってくれたお肉とか、そういう特別だと感じたときには食べていました。
そういうとき以外は、本当に食べなかったので、たぶん1年で100~200gくらいしか食べていなかったと思います。
肉を食べなくなったら蚊に刺されなくなった
2012年に肉食をやめて、その年は気がつかなかったのですが、次の年にはあきらかに蚊に刺されなくなっていました。
庭に野菜を植えているので、夕方に半そで半ズボンのような恰好で庭に出て収穫することもあるのですが、まったく刺されていないのです。
一緒に庭に出た夫は、蚊に5~6か所は絶対刺されていました。
以前ネットで調べたところ、私と同じようにお肉を食べなくなって蚊に刺されなくなった人の話があったので、きっと肉食が関係しているんだと思いました。
それに気がついてからは、毎年実験のように半袖で庭に出ています。蚊がぶんぶん飛んでいてもまったく平気です。
血液型は夫はO型で、O型の方が蚊に刺されやすいとは聞きますが、以前は私も蚊に刺されていたので、まったく刺されないのはやっぱり肉を食べなくなったからだと思うのです。
よ~く観察していると、私が庭に出たら蚊は寄ってくるのです。腕や足に止まったら「わっ、来た!」と思うのですが、見ているとそのまま血を吸うことなく、飛び去ってしまうのです。
なんか不思議ですよね。
蚊に刺されてもなぜかかゆくない
6年間、1回も本当に刺されなかったのかというとそういうわけでもなく、刺されたこともありました。ただ、虫よけスプレーも使わず、蚊取り線香のお世話にもならず、毎日のように庭に出ていたにも関わらず、本当にひと夏に2~3回くらいしか刺されていませんでした。
刺されたときでも、最初は赤く腫れていたのに、10分か20分くらいで、気がつかない間にす~っと腫れがひいて、赤みもとれて、どこを刺されたのかわからないくらいになっていました。かゆみもまったくありませんでした。
化膿しにくくなっているのですかね??
体調の異変を感じて肉を食べ始めた
実は、今年に入ってから、お肉を食べるようにしました。
お肉が好きでどうしても食べたかったから‥というわけではありません。
肉が嫌いというわけでもなく、食べれば普通に美味しいとは思うのですが、別に食べなければ食べないでも生きていけるという感じでした。
では、なぜまた食べ始めたのか??
実は肉食をやめてから、栄養が足りなくて倒れても困るなぁ~と思って、一応体調には気をつけていたのです。でも少なくとも倒れるようなことはありませんでした。
ただ、ここ1~2年で、何となく疲れやすいような感じがしたり、他にもいろいろと違和感を感じるようになっていました。
一番困っていたのは、手の爪が割れやすくなったことです。
ちょっとしたとき、たとえば缶ジュースのふたを開けようとしたときや、結んであるひもをほどこうとしたときなど、指先を使うときに爪が簡単に割れてしまうのです。
髪の毛も、もともと白髪はあったのですが、だんだん増えたように感じました。最近はパサパサしていて、ツヤがなくなったというのか、きしんでいる様な感じです。
目も常にしょぼしょぼした感じで、遠くも近くも見えづらく、ドライアイもあり、どうにも調子が良くない。今年の春には、目の手術もしました。
肉食をやめて栄養が足りなくなったかも・・
たぶん、肉食をやめた時点で、他のたんぱく質をせっせと食べるようにしたらよかったのかなとも思うのです。
それを、これまでの食事の中から、ただ単に肉だけを取り除いたのです。
魚でも大豆でも、とにかく食べていたらよかったですよね~。でも自分のためだけに、もう一品作るのが面倒だったのですよね。お豆腐は毎日のように食べていたのですが、それだけでは足りなかったようです。
なんといっても、急に思いつきで始めたことだったので、もう少し考えてやればよかったと反省しました。
東洋医学では、髪は血余(けつよ)といい、血の余りなので、血が足りないと髪の毛に栄養が十分届かないので、白髪になったり、薄毛になったりするといわれています。
爪は筋余(きんよ)といい、筋も血液が栄養を与えているので、血の量や質が十分ないと、爪がもろくなってしまうそうです。
目も血のめぐりが悪いと、目に栄養が届かなくなってしまうそうです。
これまでもクコの実、黒きくらげ、黒ごまなど良さそうなものを食べたりしていましたが、本格的に栄養を補給するために、お肉も解禁しました。
といっても、もともとあまり食べるほうではないので、食べるといっても1日に50~70gくらいです。たったそれだけでも、爪が割れなくなる効果がすぐに現れました。あまりに早かったのでびっくりしたくらいです。
髪と目については、経過観察中です。
何事も極端はよくないです
お肉は食べなくても、他のたんぱく質を務めて食べるようにしていれば、ここまで色々出なかったのかなと反省しました。なんでも極端はよくないですね。
今日は家族と焼き肉を食べに行ってきました。久しぶりに美味しかったです。
(以前は、焼き肉に行っても私一人だけ、イカとか海老とか魚介類を食べていました)
今年の2月ころから、お肉を食べ始めたのですが、今のところ、蚊には刺されていません。
今年は蚊に刺されるのかどうか、半袖半ズボンで家庭菜園を楽しみながら観察することにします。