実家には今、誰も住んでいません。
1月に父が亡くなってからは、定期的に私が行って家の換気をしたり、少しづつ片づけをしていました。
ところが、先月網膜の手術をしてからは、遠くまで車の運転をするのが不安だったので、1か月半くらい行かなかったのです。
久しぶりに実家へ出かけてみると、家の周りには草がびっしりと生え、庭木は元気に生い茂り、ポストにはチラシがパンパンに入っており、一目で空き家だとわかるような感じになっていました。
目次
庭木を伐採する
あまりにも木が生い茂っているので、見た目をすっきりさせようと思い、木の枝を切ってきました。
家の中を片づけるつもりで出かけたのですが、今回は庭の掃除だけで終わってしまいました。庭木の手入れをする準備はしていなかったので、高い所の枝を切ることもできませんでした。手の届く範囲の枝をちょこちょこ切る感じですね。
それでも最初は外から家の様子が全くみえなかったのですが、枝をどんどん切っていったので家の様子がわかるようになりました。
日が当たるのは、気持ちもいいですよね。家の印象も明るくなります。
木の枝や草は、市のごみ袋、7袋分もありました。
もうちょっと頑張ろうかと思ったのですが、やめました。
実は去年の秋、実家の庭で高いところになっている「かりんの実」を採ろうとして転んでしまい、コンクリートに後頭部をぶつけたことを思い出しました。
あまりの痛さにしばらく動けなかったんですよね。
そのとき、もう自分は若くないんだなあ~と自覚したので、今回はこのくらいでやめておきました。
実家をこれからどうするか
家を少しづつ片付けて、できれば売りたいと思っています。
父は、私の子供たちが住んでくれたらいいと思って、屋根や廊下などリフォームしてくれていました。
でも、我が家から1時間くらいかかる場所なので、ちょっと遠すぎるんです。
通勤も毎日1時間半以上かけては、通えないですよね。
その話をすると、父がさびしそうにしていたのを思い出します。
家の手入れ
家の価値をなるべく下げないようにして、少しでもいい状態にしておいて、なんとか家が売れたらいいなあと思っています。
そこで家の管理で大切なことを不動産屋さんから聞いてきました。
家の換気をする
家中の窓を開けて、空気を入れ替えます。どうしても日本の気候ではじめじめして、湿気が溜まるようなんです。
そうすると、家も傷んでしまいますよね。
定期的に、できれば1か月に1回以上は換気をした方がいいみたいです。
通水する
キッチン・洗面所・お風呂など蛇口から、1分以上水を出しっぱなしにします。
水を使わないと、そこからゴキブリやネズミが入ってきたりするそうです。
今まで知らなかったので、トイレとキッチンだけ水を必要に応じて使った分だけ流していました。
使っていないと、水道管がさびたり壊れたりするそうです。
次回からは忘れずに、すべての蛇口から水を出してこようと思っています。
防犯上のチェック
カギがかかっているかどうか、誰かが侵入した形跡がないか、そんなことを考えると緊張しますが、チェックしてこようと思います。
家のチェック
家が雨漏りしていないか、壁や床に異変がないか、外壁の様子を見てみたり、屋根のかわらは大丈夫かなど、中も外も見て回るといいそうです。
家の中の掃除
家を見に来てもらっても大丈夫なように、きれいに掃除をしておくことも大事ですよね。この家に住みたいなと思ってもらえるように、しっかり磨いてこようと思います。
実家の管理をプロにお任せする
自分の家から実家まで近ければ、自分で出かけて行って片づけたり換気したりという事もできますが、遠ければそれも難しいですよね。
そんなときは、家の管理をしてくれるプロの方のいらっしゃいます。
私が話を聞いた不動産屋さんも、家の換気や庭の手入れ等の管理をしているそうです。
1か月に1回、家に行ってポストのチラシなども取ってくれるそうです。
便利屋さんでも、庭木の手入れ、草刈りなどの手入れをしてくれます。
一度調べて、見積もりを取ってみるといいですね。
まとめ
家は、人が住まなくなると、あっという間に老朽化が進むそうです。
自分が住んでいた家が傷んでしまうのは、寂しいものがあります。
なるべくきれいな状態で、できればいい人に住んでもらいたいです。
それにしても、誰も住んでいなくてほとんど使っていないのに、水道代が高くてびっくりします。
水道代は地域で料金が違うのですが、わが家で普通に生活していて使う水道代よりも、誰も住んでいない実家の水道料金の方が高かったのにはびっくりしました。
そんなこともあるのですね。
↓ 実家の庭木や小型の家具の片づけをしたときの様子を書いています。